板金屋さんのお仕事についてご紹介します。
金属を薄く平らな形状に形成したものを板金と呼び、それを切断加工や曲げ加工により様々な形状に加工し、施工することが板金屋さんのお仕事です。
ひとことに「板金」といっても、建築板金、工業板金、自動車板金など様々な種類があります。一般の方からすると車の板金などをよく耳するのではないでしょうか。いろんな種類がある板金のなかで、建物の屋根や壁、内外装、雨といの加工・施工を行っているのが、私達がおこなっている建築板金というお仕事です。新築増改築、リフォームなどをおこなっています。
私達板金工業組合とその加盟店が請け負っているのは、一般住宅の外装工事から、官庁(行政)仕事まで幅広く行っております。
雨の日などで降り注ぐ雨水から建物内部への雨水の侵入を防ぐ技術は、建築板金の中でも最も大切なものです。屋根はそんな板金の技術の結晶です。
使う屋根の材料によって、可能な屋根の勾配が決まっています。たとえば金属で造る屋根の勾配は、1/10といった緩い勾配で屋根を造ることが出来ますが、瓦を使う屋根では、4/10以上の勾配でしか、屋根を造ることは出来ません。
こう配が緩いと制限が出てきます。もし、瓦の屋根で2/10などの緩い勾配にすれば、瓦と瓦の間から雨が吹き込んでくることになってしまいます。
屋根の勾配がどの程度かをあらわす言い方が、「○寸勾配」といった表現で、屋根の底辺を10として、その縦の高さを寸で表現します。たとえば、右図のような4寸勾配とは、底辺が10としたときに、縦の長さが4の場合の勾配の屋根のことを表しています。
外壁は住まいの顔です、軽くて丈夫で、暑さ寒さからあなたの暮らしを守ります。 そんな外壁の施工も板金屋さんのお仕事です。
水切りは屋根と外壁の接合部のことを指します。目立たないところですが、よく雨漏りの原因となってしまう場所なので一番大切なところであります。
屋根から流れ落ちる雨水を地面に効率よく流して処理するためのものです。
雨のはね返りから建物(外壁)を守る、雨といも私たちが携わるお仕事のひとつです。
住宅は屋根や外壁・雨どいなど経年劣化によりいたる所が傷んできてさまざまなトラブルが発生します。 たとえばペンキ塗りの場合は、表面に化粧をするだけであって、商品が新しくなるわけではありません。
台風や大雨で屋根から雨漏りした際に気づく
コケ、色褪せ、さび、変形など
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地震や台風、いつなんどき災害があなたの家を襲うかもしれません。いざという時のためにあなたの町にある組合加盟の板金屋さんをチェックして おきましょう!